2020.12.03
今回のテーマは哲学的ですね。
そうなの、ちょっと重ーい話をするわよ!
えーっ! また今年も夏太りなんですか?
そうじゃなくて、皮膚の話!
でも皮膚が重いって言うと、やっぱり皮下脂肪が厚くなって、って思っちゃいますけど…
そりゃ確かに、解剖学的にいうと皮下脂肪までは皮膚に入るけれど、今回は「アクティスト」シリーズ誕生の秘密にまで迫る、重ーい話なのよ!!
わっ、わかりました。気を確かに持って拝聴します!
スキンケアという言葉がすっかり定着したようだけど、その内容は、まだ何となくメイクアップと誤解されているような気がするの。もちろん、スキンケアなくして美しいメイクアップもないのだけれど…皮膚には、身体を守るためのいろいろなシステムがあるから、それがうまく働くように、バックアップしてあげるのがスキンケアの役割なのよ。とにかくまず、皮膚の役割をざっと復習してみましょう。
ハイッ。皮膚の役割といえば、生体を守るバリア機能ですよね。最外層の皮脂膜や角質層が、異物の侵入を防ぎ、体内の水分が蒸発しすぎるのを防いでいるのですよね。
異物以外にも、人の身体は毎日いろいろな刺激を受けているわね。
それに応じるために、皮膚には『熱い・冷たい』や『押されている・物に触れている感じ』『痛み』などを感じる感覚神経が伸びてきているんですよね。
そのおかげで、例えば熱いものに触れた時はすぐに手を引っ込めて、ひどい火傷をしなくて済むようになっているのよね。痛みを感じるほどではないけれど、気温の変化や紫外線、ホコリや花粉、いろいろな薬剤の作用なども、皮膚は刺激として受けて、敏感に反応しているのよ。ところでここ何年かの間に驚くべきことがわかってきたの。刺激を感じる主役は、表皮細胞自身なのだ、ということなの。さっき出てきた感覚神経も、表皮細胞から刺激の情報を受けて、その信号を脳へ送り出す、ということなの。
表皮の細胞が先に感じて、神経に伝えるのですか? そういえば、感覚神経は皮膚の表面にアンテナを出しているわけではないですものね。
そうなの。1つ1つの表皮細胞が、本当のセンサーだったのよ。そして受けた刺激に応じた伝達物質を出して、刺激の情報を隣から隣へ細胞伝いに伝えたり、神経を通して脳に伝えたり、またある時は血管やリンパ管を通じて皮膚以外の離れた器官に伝えたりしているということなの。
つまり刺激の種類により、伝達方法や伝達先を変えているのですか?
そう、表皮が“考えて”振り分けているようなの。そしてある時は自分で判断して、行動を起こすこともあるし。この頃はあまり見かけないけど、『座りタコ』や『ペンダコ』ってあるでしょ。タコは物に強く触れる機会の多いところの皮膚、正確には角質が自然に厚くなったものね。でも、いくらそう願っても、思っているだけでは何でもないところの角質を厚くすることはできないでしょ。今まで、脳が身体の全ての司令塔であると思われてきたけど、タコは皮膚が脳からの指令とは関係なく必要に応じて反応した結果なのよね。
皮膚って何て賢いんでしょう!ところで、便秘が続くと肌が荒れたり、ストレスによりニキビやシミが増えたりすると言われますが…
生理的心理的ストレスが、神経やホルモン、免疫にまで影響し、様々な臓器の機能にも影響することが知られてきています。だから身体の異常が「皮膚の異変」となって現れても不思議ではないのよ。実際に、ストレスが表皮細胞の増殖活性を低下させることが確認されているの。自覚していないストレスが一番問題といわれるけど、脳より先に皮膚が気づいて反応していることもあり得るわよ。皮膚をよく見ていると、身体に無理がかかっていることを早く見つけられるかもしれないわね。
皮膚がそんなに大切な働きをしているなんて、感動ですっ!
ノン子さんそしてここからが本題だけど、長い間身体の健康を考えてきた我が社としては、皮膚の力に気づいてしまってからというもの、皮膚の健康を無視するわけには行かなくなってしまったの。皮膚は刺激を捉えるセンサーであり、外からや内からの情報を処理するセンターでもある。それが汚れたりこわれたりしていたら、情報が正しく伝わらないでしょ? センサーが曇らないよう、情報処理センターが乾いてガタピシしないように整備しておくこと、それこそがスキンケアの目的だ、と考えたの。
ノン子さんそしてここからが本題だけど、長い間身体の健康を考えてきた我が社としては、皮膚の力に気づいてしまってからというもの、皮膚の健康を無視するわけには行かなくなってしまったの。皮膚は刺激を捉えるセンサーであり、外からや内からの情報を処理するセンターでもある。それが汚れたりこわれたりしていたら、情報が正しく伝わらないでしょ? センサーが曇らないよう、情報処理センターが乾いてガタピシしないように整備しておくこと、それこそがスキンケアの目的だ、と考えたの。
そうなのよ! 何より、私達には長年研究してきて、様々な作用をもつことがわかっているレパゲルマニウムがあったのだから、それをスキンケアに活かさない手はないじゃない! しかも毎日使うものだから、お肌の負担にならないようになるべく皮膚の成分に近いものを合わせて、やさしい配合になるように考えたの。
そしてついに「アクティスト」シリーズが生まれたというわけですね。
スキンケアは年齢や性別に関わらず、どなたでもできる、またどなたにも必要な健康法です。皮膚が持っている、センサーと情報処理センター機能を発揮できるよう、「アクティスト」シリーズをたくさんの方に役立てて頂きたいですね!