2020.12.12
今日も北風が沁みますねー。
ついに本格的な冬がやってきたわね。
冷たい風にお肌は震え、手足はこごえ、身体は固まり、家に着く頃には全身ガチガチゴワゴワです。アクティスト バスモイストケアAG入りのお風呂で、ラベンダーの香りに包まれながら温まるのが、何よりの楽しみって感じです。
私もよ。お風呂上りのしっとり感は言うことないしね。じゃあ、今日はバスモイストケアAGのような浴用化粧品の存在意義についてお話しましょう。
存在意義ですか? 急に堅い雰囲気になってきましたが、大丈夫かしら…?
大丈夫、お風呂がもっと楽しみになるわよ。
お風呂の役割は、まずは全身の汚れを落とすことですね。どんなに顔を洗っても、身体に汗をかいていたりすると、サッパリしないですもんね。アクティスト ホワイトソープやモイスチャーソープの泡に包まれれば、シアワセな気分になりますし…。
そして、汚れを落とすだけならシャワーだけでも良い、ってことになってしまうけど、湯船に浸かることに意味があるのよね。温かいお湯にゆっくり浸かっていると、お肌の新陳代謝が高まり、血行が良くなるわ。
身体の芯まで温まり、固まった筋肉がほぐれて気持ちもリラックスしますね。
ところが困ったことに、ゆっくり温まっている間に失っているものがあるの。
うわっ、来た! やっぱり…
そう、もう察しがついていると思うけど、お肌の保湿成分よ。
お湯に浸かると、角質細胞は水を含んで体積が2倍以上にも膨れるのよ。いつもは堅牢なバリアとなっている角質層も、ふやけている時にはその役目を休 んでしまうの。
お風呂タイムは角質層にとっても休憩時間だったのですね。お湯で皮脂成分も落ちるし、ふやけた角質細胞から天然保湿因子も抜け出るし、それでお風 呂上りに水分が保てなくてお肌が乾燥し、カサカサしたりかゆみが出たりするんですね。
水になじみやすい天然保湿因子の代表としてアミノ酸に着目し、一回の入浴でアミノ酸がどのくらいお湯に溶け出すのかを測定した実験があるの。41℃、 200Lのお湯に10分間入浴し、入浴後、お湯を濃縮してアミノ酸の量を測定したところ、一番多かったのがセリンで約22㎎、続いてグリシン約8㎎、シトルリン約7㎎…と、角質層中に含まれている時と同じ割合で検出され、総量で約88㎎にもなったの。
すごーい!200Lを1000分の1とか2000分の1くらいまで濃縮したんでしょうね? 大変だあ!
そこに感動するのね? 何事も、結果を出すためには根気が必要なのよ。
はーい、覚えておきます。それにしてもわずか10分間で、分析できるほどのアミノ酸が出て来ちゃうんですね。
確かに、専門家によれば『総量88㎎』という量は、全身の角質層から溶け出したとしたら決して少ない量ではないそうよ。でも、バリア機能を休んでいるおかげで、良いこともあるの。あらかじめお湯に保湿成分を加えておくと、お肌が乾いている時より簡単に角質層に取り込ませることができるのよ。
そうか、その性質をスキンケアに利用したのが、浴用化粧品なんですね!
保湿成分を補うだけでなく、お肌に良いことがいろいろ期待できるのよ。例えば、皮脂になじみやすい油性成分が入っていると、毛穴の汚れが落ちやすくなり、背中のニキビを防ぐことが出来たり、天然保湿因子が湯船に溶け出すのを防いでくれるの。
だから、アクティスト バス モイストケアAGを入れたお風呂に入ると、お肌がしっとりするんですね! お湯に浸かるだけで、ニキビを防いだり、身体のすみずみまで保湿成分を行き渡らせることができるなんて、本当に便利ですね。お風呂あがりに、全身にローションやクリームをぬるのは大仕事ですし…
もう一つ役割があるの。殆どのご家庭のお風呂には水道水が使われていると思うけど、水道水は塩素消毒されているでしょ?
はい、各家庭の蛇口から出るまで一定の濃度で残っているよう、上水道で塩素が加えられているんですよね。残留塩素って言われていますね。
そのおかげで安心して水道水が飲めるんだけど、塩素ってお肌にとっては刺激になるのよ。これも実験で確認されているんだけど、残留塩素を含むお湯に 浸かると、普通のお肌でも角質層の水分量や水分保持機能が低下するし、乾燥しやすい人だと少しの塩素量でも影響を受けるとのことよ。
バリア機能を休んでいるところに、塩素攻撃されたら大変ですね。
浴用化粧品は、残留塩素と結びつく成分も入っているので、お肌への刺激を和らげることができるのよ。
すごーい、浴用化粧品がバリアの代わりになってくれるんですね。それなら、いつもがんばってくれている角質層も安心して休めますね!